ウクレレを手に取ってはみたものの、弾きたい洋楽の楽譜を開くとコードが多すぎて指が追いつかない、と不安を抱えていませんか。
学生時代に何度も聴いた懐かしいメロディを、今度は自分の手で奏でたい。
そう思うほど「難しそう」という気持ちが先に立って、練習が止まってしまう夜もありますよね。
実は、洋楽には3コード前後で弾ける名曲がたくさんあります。C・G・Am・Fといった基本コードだけで、あの有名なメロディがちゃんと形になります。
この記事では、初心者でも弾きやすい洋楽の厳選曲と、つまずかない練習のコツをわかりやすく紹介します。
知っている洋楽を、知っているコードで弾けるようになる第一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう。
楽譜が読めなくても大丈夫!
ウクレレで弾きたい洋楽おすすめの名曲を厳選紹介
ウクレレで洋楽おすすめの定番曲を、初心者向けに厳選して紹介します。
いずれも3〜4コードで弾けて、聴いたことのある方がほとんどの名曲ばかりです。
まずは4曲の概要を一覧で確認してから、それぞれの魅力を詳しく見ていきましょう。
| 曲名 | アーティスト | コード数 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| Let It Be | The Beatles | 4コード | ★★☆ |
| Riptide | Vance Joy | 3コード | ★☆☆ |
| Tiny Bubbles | Don Ho | 3コード | ★☆☆ |
| I Don’t Know My Name | Grace VanderWaal | 4コード | ★★☆ |
Let It Be(ビートルズ)/4コード前後の不動の定番
ビートルズの代表曲であり、ウクレレ初心者向けの練習曲としても不動の人気を誇る1曲です。
C・G・Am・Fという基本の4コードだけで、ほぼ全編を弾き通すことができます。
テンポもゆったりしており、コードチェンジのタイミングを覚える最初の1曲として最適です。
サビの「Let it be, let it be」を口ずさみながら弾くと、自然とリズムが体に入ってきます。
ビートルズ世代の方はもちろん、若い世代にも知名度が高いので、家族の前で弾いても喜ばれやすい選曲になるでしょう。
Riptide(ヴァンス・ジョイ)/3コードだけで弾ける近代ヒット
近年の洋楽の中で、ウクレレとの相性が最も良い曲の1つがこのRiptideです。
Am・G・Cの3コードだけで最初から最後まで進むため、コード表を横に置いておけば初日から挑戦できます。
軽快なストロークが心地よく、練習しているうちに自然と右手のリズム感が育っていくのも嬉しいポイントです。
SNSやYouTubeでもカバー動画が非常に多いため、動画を見ながら真似する形で練習を進められます。
Tiny Bubbles/ハワイアンテイストの癒し曲
ハワイの空気をたっぷり感じられる、ウクレレらしさが際立つ癒しの1曲です。
コード3つで完結し、テンポもゆっくりなので、指が慣れていない段階でも音を切らさず弾き通せます。
ハワイアンの雰囲気に興味がある方は、ウクレレで演奏するハワイアン名曲の厳選特集もあわせて眺めてみると、レパートリーの幅がぐっと広がります。
ゆったりとしたリズムに乗せて弾くだけで、部屋の空気が南国リゾートに変わっていくような感覚を楽しめます。
I Don’t Know My Name/シンプルコードで人気の1曲
グレース・ヴァンダーウォールが12歳のときに歌った、透明感あふれるオリジナル曲です。
使うコードはC・G・Am・Fの基本4つのみで、テンポも歌いやすい速さに設定されています。
若い世代にも人気があり、SNSでカバー動画をよく見かける定番のウクレレソングです。
メロディがやさしいので、歌詞を追いかけながらでも弾き語りに挑戦しやすい構成になっています。
洋楽がウクレレ初心者にぴったりだと言える理由
洋楽ウクレレは、初心者ほど上達を実感しやすいジャンルだといえます。
4本の弦とやわらかい音色は、シンプルなコード進行の洋楽と驚くほど相性が良いからです。
この章では、なぜ洋楽が初心者に向いているのか、3つの理由を順に見ていきましょう。
- C・G・Am・Fなど3〜4コードで完結する名曲が非常に多い
- 耳になじんだメロディで指が自然と追いついてくる
- 英語歌詞は響きで楽しめるため右手のリズムに集中できる
- コードチェンジの頻度が緩やかで、指の動きを覚えやすい
3コード進行で構成された名曲が圧倒的に多い
洋楽のポップスやフォークには、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴという基本の進行で組み立てられた曲が数多くあります。
キーがCなら「C・F・G」の3つで最初から最後まで弾ける名曲が本当にたくさん存在するのです。
難しい理論を覚えなくても、指の位置3か所を覚えるだけで1曲が完成する手軽さがあります。
これが、日本のポップスに比べて洋楽が初心者向けと呼ばれる大きな理由といえるでしょう。
とくにCとAmは指1本、Fは指2本で押さえられるので、コードチェンジの練習にも自然と組み込めます。
知っているメロディが指の動きを助けてくれる
耳になじんだメロディを弾くと、多少コードを外しても「あの曲だ」とわかります。
この安心感が、練習を投げ出さずに続ける燃料になってくれるのです。
逆に知らない曲を1から覚えようとすると、リズムもコード進行も同時に処理することになり、頭がパンクしがちです。
子どもの頃や若い頃に何度も耳にした洋楽を選べば、耳が先に答えを知っているので指が自然と追いついてきます。
読書や大事な作業に没頭している最中にハッと口ずさんでしまうような、そんな1曲を持てるとウクレレはぐっと日常に近づきます。
英語の響きに集中してコードチェンジに専念できる
英語の歌詞は意味を完璧に理解しなくても、母音の響きで気持ちよく歌えます。
日本語のように意味が耳に飛び込んでこないぶん、コードチェンジや右手のリズムに集中しやすいという利点もあります。
鼻歌まじりに口ずさむだけでも、ウクレレとの一体感が生まれてくるはずです。
英語が得意でなくても、サビのフレーズだけ覚えて弾き語れば、それだけで曲の世界観は十分に届きます。
練習でつまずきやすいポイントと回避のコツ
初心者がウクレレの練習で挫折してしまう場面には、いくつか共通のパターンがあります。
先につまずきどころを知っておけば、同じ失敗を回避しながら着実に上達していけます。
ここでは、多くの方が引っかかりやすい3つのポイントと、その回避策を紹介します。
- いきなり通しで弾こうとして途中で音が途切れる
- 複雑なストロークパターンを最初から取り入れてしまう
- 原曲キーのまま歌おうとして声が届かず挫折する
- コードチェンジを頭で考えてしまい手が止まる
いきなり通しで弾かず動作を分解して練習する
曲を通して弾く前に、まずは「Cの形からGの形へ移る」動作だけを繰り返し練習しましょう。
1つの切り替えが3秒かかっても構いません、指の動きを体に染み込ませる時間が最終的な近道になります。
コードチェンジを分解して覚えると、通しで弾いたときに音が途切れなくなり、聴きごたえが一段上がります。
目安としては、1つのチェンジを1分間で10回スムーズに繰り返せるようになれば、次のコードへ進むタイミングです。
ストロークを複雑にしすぎない
右手のストロークは、最初は「ダウン・ダウン・ダウン・ダウン」の4拍のみで十分です。
複雑なリズムパターンを覚えるのは、左手のコードチェンジが安定してからで遅くありません。
1パターンで通しで弾けるようになったら、少しずつアップストロークを混ぜて表情をつけていきましょう。
ストロークを増やすほど左手も慌てて崩れるため、片手ずつ順に育てる意識が上達の秘訣です。
原曲キーが高すぎるときはキーを下げる
原曲のキーが高すぎて歌いにくいときは、迷わずキーを下げてしまいましょう。
キーを2つ下げるだけで、格段に歌いやすくなり、練習そのものが楽しくなります。
キー変更に対応した楽譜を探すには、ウクレレのコード譜が載っているサイト一覧を活用すると、キー違いのバージョンも見つかりやすくなります。
「歌える範囲で弾く」という発想に切り替えるだけで、練習の継続率は驚くほど変わります。
もっと上手くなるために取り入れたい上達習慣
基本の練習に慣れてきたら、日々の習慣に少し工夫を加えると上達スピードが一気に伸びていきます。
難しい教則本を追加する必要はなく、無料で使えるツールや楽譜の広げ方を工夫するだけで十分効果があります。
ここでは、今日から取り入れられる3つの上達習慣を紹介します。
無料楽譜サイトでレパートリーを広げる
紙の楽譜集を毎回買い足していると、コストも収納スペースも気になってきますよね。
そんなときに便利なのが、無料で使える楽譜検索サイトです。
洋楽・邦楽・アニメソングまで幅広くコード譜を探せる下記2サイトは、ブックマーク必須の定番です。
どちらも曲名やアーティスト名で検索でき、キー変更にも対応しているので初心者にも扱いやすい仕様です。
気になる曲を見つけたら、まず1コーラスだけ印刷して練習用に手元に置いておくと、日々の練習が習慣化しやすくなります。
他ジャンルの曲も混ぜて指の動きを鍛える
洋楽ばかりを続けていると、コード進行のパターンに指が慣れてしまい、成長が頭打ちになってきます。
そんなときは、ディズニーやハワイアン、ジブリなど、他ジャンルの曲を1〜2曲混ぜてみましょう。
家族で集まったときには、親子で楽しめるディズニーの簡単楽譜があると、世代を超えて場が盛り上がります。
ジャンルを横断して弾くことで、コード進行の引き出しが増え、初見でも「これは弾けそう」と判断できる感覚が育っていきます。
短時間でも毎日ウクレレに触れる習慣化
週末にまとめて2時間練習するより、平日に10分ずつ毎日触るほうが確実に上達します。
指の感覚は「使わないと忘れる」ので、短くても毎日触れることが最重要になります。
ソファの横やテーブルの上など、目に入る場所にウクレレを出しっぱなしにしておくと、練習のハードルが自然と下がります。
コーヒーを淹れる合間、テレビのCM中など、生活の隙間時間に「ちょっと触る」を積み重ねるのが継続の秘訣です。
まとめ:ウクレレの洋楽初心者におすすめの曲で音楽を楽しもう
ウクレレの洋楽初心者におすすめの曲は、3〜4コードで弾ける名曲を選ぶことが上達への一番の近道です。
Let It BeやRiptideのような耳になじんだメロディから始めれば、指が追いつかなくてもメロディの助けで最後まで弾き通せます。
大切なのは、原曲キーにこだわらず、コードチェンジを分解して1つずつ覚えていくことです。
右手のストロークは最初の1週間は1パターンで十分、左手が安定してから少しずつ表現を足していきましょう。
楽譜探しに困ったら無料の楽譜サイトを活用し、他ジャンルの曲にも手を伸ばすことでレパートリーは自然と広がっていきます。
週末にまとめて練習するより、短時間でも毎日ウクレレに触れることのほうが、確実に上達を早めてくれます。
知っている洋楽を、知っているコードで、自分の手で奏でる時間はかけがえのないものです。
今日紹介した曲の中から気になる1曲を選んで、まずは3コードだけの伴奏から始めてみてください。
楽譜が読めなくてもウクレレは弾ける
「楽譜が読めないから無理」とウクレレを諦めていませんか。実は譜面が読めなくても、図を見て指を動かすだけで名曲を弾けるようになる方法があります。挫折せずに始めるためのコツと理由を、次のページでわかりやすく解説しています。
