ウクレレの教則本とかネットを見ているとメトロノームは使った方が良いと書かれていますが最初から使った方がいいのか?
そもそも曲が弾けないのにメトロノームを使う意味があるのか疑問ですよね。
実際、メトロノームは曲が弾けるようになってから取り入れても全然問題ありません。
そこで今回は、ウクレレの練習でメトロノームを使うべきか悩んでいる人向けに記事を書いてみました。
効果的にメトロノームを使う方法も紹介していますので、安定したリズムで曲が弾けるようになりたい人は、ぜひ参考にしてください。

はじめはウクレレの練習でメトロノームを使う必要なし!その理由は?
なぜ、ウクレレ初心者の人は練習でメトロノームを使わなくてもいいのか?
リズムを良くするためにもメトロノームは必要なのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、使わなくても良いのにはちゃんとした理由があります。
それは・・・
- 曲が弾けない状態で使っても意味がないから
- コードやコード進行を覚えるのが先だから
- 教則本に付属しているCDに合わせて弾けばいいから
主にこれらのことが挙げられます。
曲が弾けない状態で使っても意味がないから
そもそもメトロノームは曲が弾けない状態で使っても意味がありません。曲を弾いている最中に途中でつっかえてばかりではリズムに乗るとか関係ないんですね。
メトロノームを使う時は、曲が弾けるようになったからでも遅くはないのでリズムのことは考えないでとにかく一曲通しで弾けるようにしましょう。
コードやコード進行を覚えるのが先だから
ウクレレ初心者の方であれば、はじめにコードの押さえ方や弾きたい曲のコード進行を覚える必要があります。
なのでメトロノームは二の次と思ってください。
教則本に付属しているCDに合わせて弾けばいいから
もし、CD付き教則本があるならフレーズや練習曲などCDの音に合わせながらウクレレを弾きましょう。
おそらくCDの音源には、ウクレレの他にもドラムか?あるいはメトロノームの音も収録されているので、それと一緒に弾けば問題はありません。
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これらの理由からウクレレ初心者の方は、今すぐメトロノームは必要ないと言うことです。
もちろん、コードがしっかり押さえることができて、コードチェンジもスムーズにできるようになり、曲が弾けるようになったら、次はメトロノームを使って練習していきましょう。
ウクレレの練習で効果的にメトロノームを使うには?
ウクレレの練習でメトロノームを使う時は具体的どうすればいいか?
上達させるために効果的に使いたいですよね。
そのためには、いろいろとポイントがあります。
具体的には・・・
- Aメロ・Bメロ・サビと分けて練習する
- 遅めのテンポから練習する
- 慣れたら指定のテンポで練習する
- 色んなテンポで練習する
- リズムで重要な事とは?
これらです。
Aメロ・Bメロ・サビと分けて練習する
はじめは、「イントロ」「Aメロ」「Bメロ」「サビ」「エンディング」など各部分に分けてメトロノームを使って練習していく方法もあります。
8小節単位で練習していくと覚えやすいので、無理に一度に覚えようとはしないで、各部分を練習して、全てを繋ぐと言ったイメージで曲を習得するのもいいでしょう。
遅めのテンポから練習する
一通り曲が弾けるようになったら本格的にメトロノームを使って練習していくのですが、最初は遅めのテンポから始めると良いです。
つっかえる部分があったら、そこを重点的に練習して、一曲通しで弾けるようになるまで繰り返しましょう。
慣れたら指定のテンポで練習する
譜面によっては、BPM(テンポ)が指定されていますので、それに合わせてメトロノームをセットしてください。
※BPM90とかBPM120とかです。
その状態でウクレレを弾いていきましょう。
また、そこでつっかえる部分があったら、上記と同じような感じで繰り返し練習していきます。
色んなテンポで練習する
譜面を見なくても確実に弾けるようになったら、次は色んなテンポで練習しましょう。
例えば、早めの曲では1小節に8つのリズムを刻むところを、あえて1小節4つのリズムを刻む練習をするのも良い方法です。
逆に同じ曲でもリズムを遅くして、1小節に16つのリズムを刻むのもいいと思います。
ちなみにサビとかで歌を強調させたい場合は、1小節に1つだけリズムを刻むとかっよく聞こえるので、色々と実験してみてください。
リズムで重要な事とは?
メトロノームを使って練習すると、なんとなく機械っぽいようなリズムになって人間味を感じなくなることがあります。
これは練習の時にメトロノームに意識しすぎるためです。
そこで、人間味を出すためにも、音の強弱に意識しながらストローク弾きをしてみてください。
具体的には、1小節に4つリズムを刻むとしたら、1拍目と3拍目を強めに弾いて2拍目、4拍目は弱く弾くと言った感じです。
頭で考えると分かり難いので、曲に合わせて強弱を意識すれば大丈夫です。
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メトロノームを効果的に使うのはこのような感じで練習していきましょう。
ウクレレ用のメトロノームってある?どんな物を購入する?アプリでもいい?
メトロノームに関してですが、特にウクレレ専用とかはありません。
商品に関しては、楽器屋さんでも販売されていますし、アマゾンや楽天など、ネットで手軽に購入することもできます。
昔ながらのピラミッド型の振り子のついたもの。
こんな感じのメトロノーム
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カード型のメトロノームならこんな感じです。
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この他にも手軽なクリップ型のメトロノームもあります。
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クリップ型なら場所も取りませんし手頃な価格で購入できるのでいいですよね!
また、YOUTUBEにもメトロノームの動画があるので活用してみるのもいいと思います。
※BPM 40~208まであります。
ちなみに以下の動画はBPM120です。
他にも、今ではスマホのアプリにも無料のメトロノームがあります。
メトロノームとは別にドラムマシンのアプリもあるので活用してみるといいと思います。
まとめ
今回は、ウクレレ初心者は練習でメトロノームを使った方がいいのかどうか解説しました。
結論としては、メトロノームはある程度曲が弾けるようになってからで大丈夫です。
それよりも曲を覚えていくようにすることが大事です。
また、効果的なメトロノームの使い方や商品や動画、アプリなども紹介しましたのであなたのレベルに合わせて使っていくようにしましょう。