ウクレレ初心者の悩みで多いのがチューニングの合わせ方です。
音がなかなか合わない・・・
音がすぐずれる・・・
これら問題は今すぐにでも解決したいでしょう。
チューニングが合わなければ演奏しても気持ち悪いですし、音が狂った状態で練習していては絶対に上達しません。
そこで、今回は・・・
ウクレレのチューニング
こちらをテーマにお伝えしていきます。
ウクレレをプレーする上でチューニングは絶対に必要なので、この記事を参考に「音が合わない」「すぐずれる」と言った悩みを解決してください。
ウクレレ・チューニングの仕方について
そもそもですが、ウクレレのチューニングには2種類あります。
「High-G」と「Low-G」です。
一般的には、High-Gのチューニングを行います。
Low-Gは、専用の4弦(太い弦)を張り、1オクターブ低くチューニングするやり方で少し特殊です。初心者用の教則本などでは、High-Gのチューニングで解説しています。
ここでは、「Low-G」というチューニングもあるということだけ覚えておいてください。
では、早速チューニングですが・・・
1弦は、「ラ」 2弦は「ミ」 3弦は「ド」、4弦は「ソ」
このような音程で音を合わせていきますが、音合わせるためには、チューナーが必要になります。
チューナーには・・・
- クリップチューナー
- マイク内蔵型チューナー
- 音叉
- 無料アプリのチューナー
これらの道具からチューニングをすることになります。
クリップチューナー
ウクレレセットを購入すると大抵はこのタイプのチューナーが付いています。ウクレレのヘッドにクリップするだけなので手軽です。
特にこだわりがなければクリップチューナーで問題ありませんし、練習後もそのままクリップを付けていてもいいので本当に便利です。
使い方も簡単!!ウクレレの音を出しながらクリップチューナーを見て合わせればOKです。1本ずつ確実に音を合わせていきましょう。
マイク内蔵型チューナー
マイク内蔵型チューナーは、クリップチューナーよりも大きくチューナー画面も見やすいと言うメリットがあります。
ただ、チューニングをする際ですが、周りの音を拾いやすいのでウクレレとチューナーを近づけなければいけません。
こちらもチューニングメーターを見ながら1本ずつ音を合わせればいいので簡単です。また、メトロノームの機能が付いているチューナーもあるので練習の時に役に立ちます。
音叉
通常、音叉では440HzのA(ラ)の音になるのでウクレレでは1弦の音と合わせます。
音叉で音を出す時は軽く膝に叩いてから音叉をウクレレのボディーに当てます。するとピーンと音が鳴るので、それを元に1弦を合わせていきます。
ただ、この方法は難しいの初心者の方にはお勧めできません。
クリップチューナーかマイク内蔵型チューナーで確実に音を合わせるようにしましょう。ある程度、ウクレレに慣れてきたら音叉にチャレンジするといいと思います。
無料アプリのチューナー
スマートフォンのアプリには無料のチューナーアプリがあります。
iPhoneならApp Storeから、アンドロイドならGoogle Playから「チューナー」と検索してみましょう。
するといくつかチューナーアプリがでてきます。有料のものもありますが無料のチューナーで十分です。
チューナーの精度は各アプリそれほど違いはないと思いますが、使い勝手で違うので、自分の使いやすいアプリを入れておくといいですね。
クリップチューナーと同じ要領で音を合わせていきましょう。
音が合わない?すぐずれる原因と対策について
ウクレレのチューニングをしたにも関わらず、音がすぐずれる。
なかなか音が合わないという場合もあります。
なぜチューニングって狂いやすいのか?
主な原因としては・・・
- 新しい弦を張り替えた
- 湿度が原因
- ペグが緩んでいるため
- ウクレレは弾けば音がずれる楽器だから
このような事が考えられます。
新しく弦を張り替えた時はチューニングはなかなか安定しません。
一度合わせても音がすぐに低くなり、特に弦を張って2~3日ぐらいは狂いやすいものと思ってください。
また、ウクレレやギターなどの弦楽器は湿度によっても音がずれやすく、梅雨でジメジメしている季節は音が狂いやすくなるので、こまめにチューニングが必要になります。
逆に寒くて乾燥している季節は、楽器がひび割れたリすることもあるので、今度は湿度調整が必要で特に高額なウクレレほど気を付けなくてはいけません。
他にも、ペグが緩んでいることが原因で音がずれることがあるので、ペグの部分を触って少しでもグラグラするならドライバーを使い、しっかりと締めようにしましょう。
それと、ウクレレに限らず、弦楽器は音が狂いやすく、練習中に音がずれる事は普通にあります。
ウクレレを弾いていて、なんとなく違和感を感じる時もあると思いますが、その場合は音が狂っている証拠ですので、日頃からこまめにチューニングをすることを心がけてください。
音がずれている状態で練習をすると上達しませんからね!
最初のうちは10分練習したら一度はチューニングすると良いと思います。