ウクレレのコード読み方、まるで暗号解読のように感じていませんか?
実は、アルファベットと記号の「ある法則」さえ知れば、音楽知識がゼロでもパズル感覚で読めるようになります。
楽譜に並ぶ「Cm7」や「G♯」といった記号を見て、「難しそう…」と諦めてしまうのはもったいないことです。
この記事では、初心者が最もつまずきやすいコード読み方のルールを、専門用語を使わずにわかりやすく解説します。
これを読めば、意味不明だった記号が「演奏の地図」に見えてくるはずです。
ウクレレのコード読み方の基本ルールと表記の仕組み

ウクレレのコード読み方を攻略するカギは、情報を「分解」することです。
複雑に見える記号も、実はたった2つの要素がくっついているだけ。
ここでは、コード譜を見るのが楽しくなる「読み方の基本ルール」をお伝えします。
コード名の構造とウクレレでの読み方の基礎
コードネームは、「誰が(ルート音)」+「どんな気分か(コードタイプ)」という構造でできています。
一番左の大文字アルファベットが「主役の音(ルート)」です。
たとえば「C」なら「ド」の音が基準になります。
その右側にちょこんと付いている小文字や数字が、コードの「性格」を表しています。
まずは、基本となる「ドレミ」と「アルファベット」の対応関係を覚えましょう。
- ド = C(シー)
- レ = D(ディー)
- ミ = E(イー)
- ファ = F(エフ)
- ソ = G(ジー)
- ラ = A(エー)
- シ = B(ビー)
これさえわかれば、コードの半分は読めたも同然です。
「A」と書いてあれば、「ああ、ラが主役のコードだな」と判断できます。
この変換が瞬時にできるようになると、コード読み方は一気に楽になります。
メジャー・マイナー・セブンスなど基本コードの読み方
次に、アルファベットの後ろに付く「性格」を表す記号を見ていきましょう。
ウクレレで頻繁に出てくるのは、主に以下の3パターンです。
| 表記 | 読み方 | 響きのイメージ |
|---|---|---|
| C | シー・メジャー | 明るい・元気(基本形) |
| Cm | シー・マイナー | 暗い・悲しい・切ない |
| C7 | シー・セブンス | 不安定・次へ進みたい感じ |
何も付いていない「C」などは、「メジャー」という言葉を省略して単に「シー」と呼びます。
小文字の「m」があれば「マイナー」、数字の「7」があれば「セブンス」と読みます。
これらが合体した「Am7」なら、「エー(ラ)・マイナー(暗い)・セブンス(不安定)」=「エー・マイナー・セブンス」と読むだけです。
左から順番に声に出して読んでいけば、必ず正解にたどり着けます。
ウクレレのコードに出てくる♯・♭記号の読み方完全ガイド

「♯(シャープ)」や「♭(フラット)」が出てくると、急に難易度が上がった気がしませんか?
でも安心してください。
これらはウクレレにおいて、「隣に1つズレるだけ」という非常にシンプルな指示記号です。
♯(シャープ)と♭(フラット)の意味と読み方のルール
音楽記号としての意味は以下の通りですが、ウクレレ奏者は「指の動き」で覚えるのが一番です。
- ♯(シャープ):半音上げる = ボディ側へ1フレットずらす
- ♭(フラット):半音下げる = ヘッド側へ1フレットずらす
読み方はアルファベットの直後に付けて、「C♯(シー・シャープ)」「B♭(ビー・フラット)」と読みます。
もし「G」の押さえ方を知っていれば、「G♯」はその形のまま1フレット高い方へスライドさせるだけ。
新しく複雑な指の形を覚える必要はありません。
「♯は登る、♭は降りる」とイメージするとわかりやすいでしょう。
異名同音コードの読み方とウクレレでの使い分け
初心者さんを悩ませるのが、「異名同音(いめいどうおん)」という存在です。
簡単に言うと、「名前は違うけれど、正体(音)は同じ」というコードのこと。
たとえば、「C♯(ドのシャープ)」と「D♭(レのフラット)」は、ウクレレの指板上では全く同じ場所を押さえます。
楽譜を作った人の都合で書き方が変わるだけで、弾く側としては「やることは同じ」です。
「F♯」と書いてあっても「G♭」と書いてあっても、同じ音が出ることを知っておきましょう。
これを知っているだけで、「知らないコードが出てきた!」と慌てることがなくなります。
sus4やdim7など複雑なコードの読み方を簡単に覚える方法
上達してくると、見たこともないような長い記号に出会うことがあります。
これらも「読み方のあだ名」を知っておけば怖くありません。
| 記号 | 読み方 | 覚え方 |
|---|---|---|
| sus4 | サスフォー | 「サス」と略すことが多い |
| dim | ディミニッシュ | 「ディム」と呼べば通っぽい |
| aug | オーギュメント | 「オーギュ」と呼ぶ |
| add9 | アドナイン | 9番目を「アド(足す)」 |
| maj7 | メジャーセブンス | 「△7」と書くことも |
特に注意したいのが「maj7(メジャーセブンス)」です。
ただの「7(セブンス)」とは響きが全く違うおしゃれなコードなので、読み間違いに注意しましょう。
最初は意味まで深く理解しなくても大丈夫です。
「これはディムって読むんだな」くらいに軽く受け流すのが、挫折しないコツです。
ウクレレのコード読み方をマスターすると得られる3つのメリット

「なんとなく形だけ覚えればいいや」と思っていませんか?
実は、コードの読み方をしっかり理解すると、ウクレレがもっと楽しく、もっと簡単に弾けるようになるのです。
ここでは、その具体的なメリットを3つご紹介します。
初見で曲が弾けるようになる読み方習得の効果
コードネームがスラスラ読めるようになると、脳が記号を「指の形」に変換するスピードが格段に上がります。
いちいち「えーと、これはドだから…」と考え込む時間がなくなるのです。
その結果、初めて見る楽譜でも、まるでカラオケのようにスムーズに弾き語りができるようになります。
「初見で弾ける」というのは、プロだけの特技ではありません。
読み方のルールさえ体に入っていれば、初心者でも十分に可能なスキルです。
コードの読み方がわかると音楽理論への理解が深まる
コードの名前には、その音が持つ「役割」が隠されています。
読み方がわかると、「なぜこのコードの次にこれか来るのか」という音楽の流れが自然と見えてきます。
例えば、「G7」という響きを聞くと、「次はCに戻って安心したい!」という気持ちになるはずです。
これがわかると、曲を丸暗記しなくても、「次はきっとCだな」と予測して弾けるようになります。
「暗記」ではなく「理解」で弾けるようになるので、レパートリーを増やすのがとても楽になります。
楽譜不要!指1本から弾けるウクレレ講座ウクレレのコード読み方で初心者が混乱しやすいポイント

基本はシンプルですが、楽譜には時々「えっ?」と思うような書き方が登場します。
ここで手が止まってしまわないよう、初心者が混乱しやすいポイントを先回りして解決しておきましょう。
実は、難しく考えすぎて損をしているケースがほとんどです。
分数コードの読み方が難しいと感じる理由と対策
「C/G」や「FonA」といった、分そのような表記を見たことはありませんか?
これは「分数コード(オンコード)」と呼ばれ、読み方は「シー・オン・ジー」「エフ・オン・エー」となります。
意味は「左側のコードを弾きつつ、一番低い音だけ右側の音に変えてね」という指示です。
しかし、4本しか弦がないウクレレでこれを厳密にやるのは、初心者には至難の業。
結論から言うと、初心者のうちは右側(分母)を無視して、左側のコードだけ弾いてもOKです。
「C/G」なら、普通の「C」を弾けば大丈夫。
完璧を目指して止まってしまうより、曲の流れを止めずに楽しむことの方がずっと大切です。
コードの読み方を暗記だけに頼る学習法の限界
コードの読み方を学ぶとき、「この記号はこの形!」と図形として丸暗記するのはおすすめしません。
なぜなら、ウクレレには「転調(キーを変える)」や「カポタスト」という便利なテクニックがあるからです。
形だけで覚えていると、キーが変わった瞬間に対応できなくなってしまいます。
大切なのは、読み方(名前)と音の響きをセットで覚えること。
「C(シー)は明るい」「Am(エーマイナー)は暗い」と、声に出して読みながら弾いてみてください。
目と耳と口を同時に使うことで、記憶への定着率が驚くほどアップします。
まとめ:ウクレレのコード読み方は法則を知れば簡単にマスターできる
難しそうに見えたコード読み方も、分解してみればシンプルな法則の集まりでしたね。
最後に、今回の大切なポイントをおさらいしましょう。
- コード名は「主役(ルート)」+「性格(タイプ)」でできている
- ♯や♭は、1フレット隣へずらすだけの移動サイン
- 複雑な記号は、まず「読み方」だけ覚えればOK
- 分数コードは、難しければ分母を無視して楽しもう
記号の意味がわかると、楽譜に対する恐怖心が消え、「この曲も弾いてみたい!」という意欲が湧いてくるはずです。
まずは基本の「メジャー」「マイナー」から、声に出して読んでみてください。
あなたのウクレレライフが、より自由に、より楽しいものになることを応援しています!


