ウクレレでフレットのバリって聞いたことはありませんか?
バリとは、指板の端からフレットが飛び出る状態です。
このままウクレレを弾くと指をケガして危険です。
ウクレレを弾く時はネックに触れますが、親指の第一関節の辺りや、人差し指の付け根などにフレットのバリが刺さることがあります。
ですので、早めに対策しなければいけません。
そこで、今回は・・・
バリの原因と対策!
これらについて解説しています。
フレットを触ってみてチクチクするようならバリの症状がでているので、そのまま放置しないでしっかりと対策しましょう。
バリの原因って何があるの?
フレットのバリ。
原因は・・・
- 木材の乾燥
- 最初からバリになっている
この2つです。
ウクレレやギターなどのネックの素材は木材ですが、木なので乾燥すればするほど縮み、フレットは鉄なので縮むことはありません。
つまり、乾燥が進めば進むほどフレットが飛び出る可能性があるのです。
安価で購入できるウクレレは、その傾向が強く、湿度が低すぎる場合は気を付けなればいけません。
理想の湿度は40~50%程度。
湿度が20%を切った場合には特に注意が必要です。
また、最初からバリの状態になっているウクレレもあるので、極端に安いウクレレには気を付けなければいけません。
ネット通販でウクレレを購入される方は多いでが、画像だけではバリになっているかどうか判断できないので、楽器店に行って試奏してチェックすることが理想です。
ちなみに中古でウクレレを購入する場合も注意が必要で、リサイクルショップによっては、楽器がしっかり管理されていないお店もあるので気を付けてください。
フレットのバリはどう対策すればいい?
自分のウクレレにバリが出た場合は、どんな対策をすればいいのか?
方法としては・・・
- 楽器屋さんか友人に相談する
- 自力で直す
この2つがあります。
手っ取り早いのが楽器屋でメンテナンスしてもらうことですが、友人にウクレレかギターに詳しい人がいるならその人に見てもらうのもいいでしょう。
アドバイスをもらうのもいいですし、もしかしたら直してもらえるかもしれません。
もし、器用であるなら、自分でバリを直すこともできます。
・マスキングテープ
・三角ヤスリ
この2つがあればバリを直せます。
バリの直し方は・・・
- ネックや指板、ボディーに傷がつかないようにマスキングテープを貼り、フレットの部分だけを露出させる
- 三角ヤスリでバリの部分をゆっくり削る
- ある程度、削ったらネックを握り、違和感がないか確認する
地味な作業ですが、フレットのバリは自分でも直すことができるので、お金をかけたくない人は、ぜひチャレンジしてください。